お疲れ様です!今回は Jenkins でコード分析してマネージ コードの複雑さや保守性を測定するコード メトリックスの生成をしてみます。コード メトリクスとはなんぞ?てのは マネージ コードの複雑さと保守性の測定 を参照してください。
目次
Code Metrics Powertool の設定
Visual Studio Code Metrics Powertool のインストール
コード分析するには「Visual Studio Code Metrics Powertool」をダウンロードします。
下記より必要なバージョンをダウンロードしてください。
- Visual Studio Code Metrics PowerTool 11.0 (for Visual Studio 2012)
- Visual Studio Code Metrics Powertool for Visual Studio 2013
- Visual Studio Code Metrics Powertool for Visual Studio 2015
今回は 2015 バージョンをインストールします。
オプション指定は無いのでインストールはすぐに終わります。
Jenkins プラグインの設定
プラグインの追加
「Jenkinsの管理」メニューで「プラグインの管理」-「利用可能」を選択してフィルターに ”code metrics p” と入力し表示された「Visual Studio Code Metrics Plugin」をチェックしたら「ダウンロードして再起動後にインストール」をクリックします。
「プラグインのインストール/アップグレード」ページで「インストール完了後、ジョブがなければJenkinsを再起動する」にチェックを入れて再起動します。
プラグインの設定
「Jenkinsの管理」メニューの「Global Tool Configuration」で Visual Studio Code Metrics を追加します。
名前と実行ファイルのパスを指定して「保存」をクリックします。パスは「C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\Team Tools\Static Analysis Tools\FxCop\metrics.exe」となります。
ジョブの設定
コード分析したいジョブの設定をします。
「ビルド」セクションの設定
「ビルド手順の追加」で「VS Code Metrics PowerTool実行」を選択します。
ツールのバージョン、分析するファイル、結果出力先を指定します。
「ビルド後の処理」セクションの設定
先ほど指定した結果出力先を指定してその他はデフォルトのままにしておきます。
「成果物の保存」に分析結果を追記して「保存」をクリックします。
ジョブの実行
ビルドを実行すると結果に分析結果が表示されるようになっています。