お疲れ様です!今回は Jenkins で FxCop を使ってコード分析してみます。ビルド対象はVisual Studio 2015を前提としているのでバージョンが違うときはバージョン番号を置き換えてください。
目次
Jenkins プラグインの設定
プラグインの追加
「Jenkinsの管理」メニューで「プラグインの管理」-「利用可能」を選択してフィルターに ”fxc” と入力し表示された「FxCop Runner plugin」をチェックします。
次にフィルターに ”warnings p” と入力し表示された「Warnings Plug-in」をチェックし「ダウンロードして再起動後にインストール」をクリックします。
「プラグインのインストール/アップグレード」ページで「インストール完了後、ジョブがなければJenkinsを再起動する」にチェックを入れて再起動します。
プラグインの設定
「Jenkinsの管理」メニューの「Global Tool Configuration」で FxCop を追加します。
名前と実行ファイルのパスを指定して「保存」をクリックします。パスは「C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\Team Tools\Static Analysis Tools\FxCop\FxCopCmd.exe」となります。
ジョブの設定
コード分析したいジョブの設定をします。
「ビルド」セクションの設定
「ビルド手順の追加」で「FxCop実行」を選択します。
ツールのバージョン、分析するファイル、結果出力先を指定します。
「ビルド後の処理」セクションの設定
「コンパイラの警告の集計」を選択します。
「ワークスペースのファイルをスキャンする」の方を追加します。
先ほど指定した結果出力先を指定してパーサーを「FxCop」にします。
「デフォルトのエンコーディング」を「UTF-8」にしその他はデフォルトのままとし「成果物の保存」に分析結果を追記して「保存」をクリックします。
ジョブの実行
ビルドを実行すると結果に分析結果が表示されるようになっています。