お疲れ様です!DeskMini より大きくても良いのでもう少し高性能で、出来るだけ小さ目のPCが欲しくて Dan Cases A4-SFX v4 に Ryzen 5 3600 で組んでみました。マザーボードは X570 が欲しかったのですがまだ発売されていないのでコスパ重視で B450 にしました。

A4-SFX の水冷化はこちら

A4-SFX v4 を Corsair H75(2018) で水冷にしてみた

準備

パーツ品名
ケースDan Cases > A4-SFX v4
マザーボードASUS > ROG STRIX B450-I GAMING
CPUAMD > Ryzen 5 3600
CPUクーラーCRYORIG > C7 V2 + noctua > NF A9x14 PWM
メモリCORSAIR > VENGEANCE LPX 32GB (2 x 16GB) – Black CMK32GX4M2B3000C15
ストレージADATA > XPG SX8200 Pro ASX8200PNP-256GT-C
グラボ玄人志向 > RD-RX550-E2GB:Radeon RX 550
電源ユニットSILVER STONE > SST-SX600-G-V2/T
ケースファンnoctua > NF A9x14 PWM
その他サーマルパッド:Thermal Grizzly TG-CA-38-38-02-R
パワースイッチ:Ainex KM-01

ケース

A4-SFX v4 が発売される前に RAIJINTEK OPHION を組んだのですが、そのあとこのケースが発売になりケースだけ買ってました(;’∀’)笑
中身を載せ替えてもよかったのですが、Ryzen 3000 シリーズが出るので最強構成で組むつもりで置いてありました。

マザーボード

Ryzen 3000 シリーズが発売されましたが、Mini-ITX のマザボは後回し状態。。。Ryzen 9 3950X は9月。。。それならある程度値段が落ち着いたころでもいいかなと思ってコスパを重視して B450 にしました。
これにしたのは、光るし、M.2 が二つあり、前面に付けられるからです。本当は ASRock が良かったのですが、M.2 が背面の一つだけなんですよね。。。

注意点

B450 は BIOS をアップデートしないと Ryzen 3000 シリーズは認識しません。BIOS が古いと、Ryzen 2000 シリーズ以下の CPU で一度 BIOS を起動して BIOS をアップデートしないといけないので、ショップに問い合わせた方がよいかもしれません。私はPCショップに在庫が無く、お高いけどヨドバシドットコムで購入したのですが、バージョンアップ済のものでした。

CPU

本当は、Ryzen 9 3950X が欲しいのです!でもお高いし、9月だし。。。
ケースが小さいので発熱も気になるのでこの辺が妥当かなってことでこれに。コスパはかなりいいんじゃないかと思われます。

CPUクーラー

48mm 以下となるので選択しがあまりありません。とりあえず余っていたこれがサイズ的に合うので使いました。

ファンは高回転時にうるさくなるので静かにしたくて noctua をインシュロックで固定することにしました。

メモリ

光るメモリが欲しかったりしますが、どうせ中は見えないし、ヒートスプレッダ付きで OC 向けでお安いのがいいなと。それと個人的に Corsair は購入したことあって特に問題がなかったので信頼できたので。

ストレージ

安いわりに性能がいいんですよねこれ。余計なシールとかないのでヒートシンク付けるのにもよいし、他で使ってるのですが発熱も少なめで普段利用ならコスパはよいと思います。

グラボ

このPCでゲームとかやるつもりないので映ればいいやって感じで安くてちっこいやつを選びました。

電源ユニット

Corsair のにしようと思ってたのですが、ちょっとお高いんですよね。。。
これの方が 600W で安いしでこれにしちゃいました(;’∀’)

ケースファン

最初、CPUクーラーのあまりもんを付けました(;’∀’) が、高回転時にうるさかったので、CPUクーラーのファンを買うときに同じの買っておきました。
私が付けた位置だと高さが 15mm 以下のやつでないと付きません。というかこれでも電源コードに干渉してます。ファンガードを付けたのですが、マザーボードに干渉してしまったのでガードなしになるので配線は気をつけないとです。

その他

サーマルパッド

グリスだと付け替えるときにちょっと面倒だなって思ってたのでこれを使ってみたくて買ってみました。Intel と AMD だとCPUのサイズが異なるのでサイズを気をつけて買わないとです。

電源スイッチ、リセットスイッチ

起動確認するために電源スイッチと、メモリのOCをするので念のためリセット出来るようにリセットスイッチを準備しておきます。

取り付け(起動確認)

SSD

SSD のヒートシンクを取り外します。

SSD を取り付けてヒートシンク側のサーマルパッドの保護シートを外してかぶせます。

CPU

CPU の向きに気を付けて角の印を合わせつつ取り付けます。

CPUファンとメモリ

CPU ファンを取り付けるために CPUクーラーを固定するプラスチック製器具とバックプレートは外します。

今回はグリスを使わずにサーマルパッドを使います。
正直、これ使っちゃうとグリスを使うのがめんどくなります。拭き取る手間もなくなり、繰り返し使えるので少しお高めだけどコスパはいいと思います。

CPU ファンを取り付けます。裏からワッシャーで固定します。

メモリを付けて干渉しないか確認です。

起動確認

グラボ、電源、電源スイッチを接続して BIOS が上がってくるか確認します。

※このときはまだ買ったグラボが無くて Geforce GTX 680 を使いました。とりあえず起動確認はできます。

ケースへ取付

ケースファン

ケースファンをマザーボード側の下部へ取り付けます。ゴムブッシュを使いました。向きはCPUクーラーが吸気になるので排気にしました。

電源コードに干渉していますが何とか大丈夫な感じです。

グラボ

グラボを取り付けるときは割と押し付ける感じでないとライザーのケーブルが押し返してきて付けられません。

マザーボード

I/Oパネル

マザーボードを付ける前にI/Oパネルを付けます。黒でシンプルなデザインが好きです。

CPUファンの交換

noctua のファンに交換しちゃいます。ヒートシンクの隙間を通してインシュロックで固定しました。ファンの電源ケーブルも接続します。

電源ユニットを取り付けるところのフレームが引っかかるので取り外してからマザーボードを取り付けます。

この時にケース側についている電源スイッチ、USB3、ライザーケーブル、ケースファンの電源ケーブルも接続しちゃいます。
電源ケーブル等は動作確認時に接続したままにしています。

電源ユニット

上で取り外したフレーム取り付けます。

電源ユニットを取り付けます。

電源ユニットへ各種電源ケーブルを接続します。
この電源に付属のケーブルは短いしグラボの補助電源もないのですっきりと収まります。
ケースからはUSB3と電源スイッチのケーブルしかないのでサクッと終ります。

ケースファン追加

これは後からですが、SSDやライザーは結構発熱すると思うので余っていた 60mm のファンをポン付けしました(;’∀’)

起動

BIOS の設定は後にしてOSインストールしちゃいます。

OS インストール

OS インストール用 USB を接続して再起動、OS をインストールします。
OS のダウンロードは Windows 10 のダウンロード から落として、インストール用USBの作成はダウンロードページの「このツールを使用して、別の PC に Windows 10 をインストールするためにインストール メディア (USB フラッシュ ドライブ、DVD、または ISO ファイル) を作成する (クリックして、詳細情報の表示と非表示を切り替えます)」を参考に。

ドライバーインストール

ASUS と AMD 系

ASUS Grid(Beta)が自動でインストールされたので、ドライバーの全部とユーティリティの Norton Security を除いた全部をインストールしました。必要なものがすべてインストールできたので楽です。

一応、それぞれのダウンロードを書いておきます。

ROG STRIX B450-I GAMING

ROG STRIX B450-I GAMING Driver & Tools | マザーボード | ASUS 日本
ROG STRIX B450-I GAMING Manual | マザーボード | ASUS 日本

AMD

B450 Drivers & Support | AMD

Radeon

下記からダウンロードしてインストールします。

Radeon™ RX 550 Drivers & Support | AMD

BIOS 設定

とりあえずBIOSを最新にアップデートとして、日本語にしてから設定します。
最新のBIOSは下記から取得します。

ROG STRIX B450-I GAMING BIOS & FIRMWARE | マザーボード | ASUS 日本

メモリ OC

「Ai Tweaker」で設定します。

  • 「Ai Overclock Tuner」を「D.O.C.P. Standard」に変更する。
  • 「D.O.C.P」を好みで選択する。
  • 「メモリー周波数」を好みで選択する。ここでは 3200MHz にしました。
  • 「DRAM 電圧」を好みで選択する。ここでは 1.250v にしました。

ファンコントロール

「Qfan Control」で自動設定しました。

ベンチマーク

メモリはポン付けの 2133MHz、ノーマルで電源プロファイルは「AMD Ryzen Balanced」です。

Geekbench

メモリーはポン付けの 2133MHz です。

CPU Benchmark


※すみません。これだけメモリーを 3000MHz にしてありました(;’∀’)

SSD

CINEBENCH R15

CINEBENCH R20

ケースサイズ

大きさは RAIJINTEK OPHION、A4-SFX、DeskMini を比べるとこんな感じです。

気になるところ

  • 電源のファンが思ったより音がしました。CORSAIR のに変えようかなって感じになってきています。
  • CPUクーラーはオーバークロックするとなると力不足な感じはします。高さ制限があるのであまり派手にオーバークロックはできないかもしれません。
  • ケースの値段が高く、ライザーケーブルが付いてる分が高くなってる感じでしょうか。

気に入ってるところ

  • 小さすぎず大きすぎずなサイズ。
  • 2.5インチが3台付く、NVMe SSD も2つ付く。
  • 電源ユニットに付いてるケーブルは短めになってるので配線が困らない。

気になる点はあるものの、基本的には気に入っています。
3900X あたりとかオーバークロックするとなるとCPUクーラーが非力になるので厳しい感じがしますが、少しいじれば8コアの 2700X の定格を超えてくる辺りがすごいですね。3600X の選別にギリギリ落ちてしまった石に当たればそこそこOC出来そうな気がします。当たればですが(;’∀’)

そして何気にサーマルパッドが良かったです!
グリスだとCPUもCPUクーラーも汚れますが、これは乗っけるだけなのでキレイなまま。しかも使いまわしできるのでコスパ的によいです。普通はそんなにCPUを付け替えることないんですけどね(;’∀’)

A4-SFX より大きいけど似たデザイン、内部構造で、複数ケースファン付けたりCPUクーラーをもう少し高さがあるのが付けたいときはこちらが良いかと。

RAIJINTEK OPHION, Fatal1ty X470 Gaming-ITX/ac, Ryzen 7 2700X でPCを組んでみた

オーバークロック

このPCのオーバークロックは

Ryzen 5 3600 でメモリーをオーバークロックしてみた (CORSAIR VENGEANCE LPX CMK16GX4M2Z3600C18)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*