お疲れ様です!小さいPC好きとしては X570 の Mini-ITX マザーボード待ちなところだったのですが、やっとこさ各社から出てきました。次に組み立てるなら設置面積が出来るだけ小さい Mini-ITX ケースと思ってて「LD03」が良さげだったのでこれに X570 マザボを検討してたら Mini-DTX となる「ROG Crosshair VIII Impact」が発売され、ASUS Japan が公式で「LD03」でも使えるとアナウンスされてたのでこの二つをメイン構成とし、のちのち Ryzen 9 3950X なんか載せられたらいいなぁって思ったので CPUクーラーは空冷でいいやつってことで「NH-U12A」が使えるかの検証含めて組んでみました。

準備

パーツ品名(メーカーサイトリンク)
ケースSilverStone > LD03
マザーボードASUS > ROG Crosshair VIII Impact
CPUAMD > Ryzen 5 3600
CPUクーラーNoctua > NH-U12A
メモリCORSAIR > VENGEANCE® LPX 16GB (2 x 8GB) CMK16GX4M2Z3600C18
SSDGIGABYTE > AORUS NVMe Gen4 SSD 500GB
グラボ玄人志向 > RD-RX550-E2GB:Radeon RX 550
電源ユニットSILVER STONE > SST-SX600-G-V2/T
その他サーマルパッド:Thermal Grizzly TG-CA-38-38-02-R

ケース

Mini-ITX ケースで幾つか組んでみましたが、高さは高くてよいので設置面積が出来るだけ小さいケースが場所取らなくていいなって思い、煙突型のこやつを選びました。ケースファンも上下で2個付属なのでいいんじゃないかなと。光らせたいなら余計なって思うかもしれませんが(;’∀’)

マザーボード

Mini-ITX の X570 が欲しかったのですが、なかなか出揃わず待っていたところ、Mini-DTX となるこやつが発売されたのでこれにしちゃいました。

CPU

取り急ぎ、マザボの動作確認等のために安目のCPUを載せときます。ゆくゆくは 3950X か 3900X 辺りに載せ替えたいなと思います。

CPUクーラー

このケースに入る空冷で出来るだけよいやつって思ったら、サイズ的にもこれが最強かなと。でもマザボやケースに干渉しないかちょっと心配でした。。。

メモリ

第3世代 Ryzen 的には 3600MHz が良いってことで、今まで CORSAIR のメモリばかり買ってて何の問題もなかったのでこれにしました。そのうち高クロックなメモリにしたいなっとは思ってます。

Ranks: Single
DRAM Manuf.: Micron

SSD

X570 のマザボ使うなら SSD は Gen4 でしょ!てことで、500GB のが欲しかったのでこれにしました。

グラボ

ちゃんとしたやつは後で買うことにしてとりあえず動作確認したくてこれを取り付けます。

電源ユニット

これファンが回りだすと音が気になるのですが、このケースなら大丈夫かなと思って。温度を下げるために放熱シールを貼り付けてます(;’∀’)

その他

サーマルパッド

オーバークロックをしなければこれで十分な気がします。

取付

同梱されているマニュアルか、ROG Crosshair VIII Impact Manual | マザーボード | ASUS 日本SilverStone 製品紹介:LD03 ダウンロードから最新のマニュアルをダウンロードして別のPCで参照しながら組み立てます。

CPU と CPUクーラーヒートシンク

CPUクーラーを固定するプラスチック製器具は外しますが、バックプレートはそのまま使用します。

AM4 用のプラスチックスペーサー(NM-APS4)を乗っけます。

スペーサーへマウンティングバー(NM-AMB11)をのせ、ネジ位置を気をつけてネジ(NM-ALS1)で固定します。

ギリギリ干渉せずに取り付けできています。

CPUを付けてゆきます。CPUソケット脇のロックを外します。(1.2 マザーボードレイアウト①)

▲印を合わせてCPUを載せ、ロックします。

CPUへサーマルパッドを載せます。何回か使いまわしてるので端が切れかかってます(;’∀’)

マウンティングバーへヒートシンクを取り付けます。バネ付きネジなので押し込むように付けたら2,3回転させて固定します。

メモリ

CPUファンを付けてもメモリに干渉しない位置にはなりますが、ファンより先にメモリを取り付けときます。(1.2 マザーボードレイアウト③)

ヒートシンクの向きを左右逆にしてつけると、CPUファンの位置がメモリの上部にくるようになります。高さの低いメモリのときは、そちらの方が良いかもしれません。ケースに取り付けたときに、ケース上部にある排気用ファンと離れるようになります。

CPUファン

CPUヒートシンクへファンを取り付けます。向きは、バックパネルへ排気するように取り付け、マザーボードへ付属の分岐コネクタを使って接続します。(1.2 マザーボードレイアウト②)

この時に、ケースファン用に分岐ケーブルも接続しておきます。

SSD

SSD はヒートシンク付きの拡張カード「ROG SO-DIMM.2」を使って付けます。
上部はLEDで光ります。

今回は SSD が CPU 側になるように付けるので、ロゴがある方のヒートシンクを外して SSD を取り付けます。(1.2 マザーボードレイアウト㉚)
なお、ロゴ側のヒートシンクを外すと LED が剥き出しになるので眩しいです(;’∀’)

マザーボードに取り付けてみると、ギリギリ干渉せずに済みます。(1.2 マザーボードレイアウト⑳)

ちなみに、グラフィックボード側に取り付けるとこうなります。

グラボを取り付けるとこちらもギリギリ干渉せずにすみましたが、ボードによってはぶつかるでしょう。バックプレート付きならアウトな気がしますが、サーマルパッドで放熱するようにすればなんとかなるのかも。。。?

ケースへ取り付け

本当に取り付け問題ないのか試したいので、ケースへ取り付けてゆきます。
その後、動作確認します。

正面のパネルから外し、4か所のピンを引っ張って両サイドのパネルも外します。

天板のガードを外します。

下についているケースファンは電源ユニットを付けるときに邪魔になるので外しておきます。一緒に、電源ユニットを取り付けるフレームを外し、上部の方へマザーボードを取り付けます。

バックパネルの位置を確認しながら付けます。ズレもなく問題ない感じです。

Mini-ITX より大きくなった分も問題なく収まってます。

上部のケースファンとは数ミリの隙間でなんとかなります(;’∀’)
やっぱヒートシンクは逆向きで取り付けた方がいいのかなぁって感じです。

システムパネルコネクタを接続します。(1.2 マザーボードレイアウト⑫)
マザーボードに付属のシステムパネルケーブルを使います。これあると取り付け楽で良いです!

各種コネクタ接続します。

マザーボードに接続します。

ケーブルは背面へ押し込みます。

フロントパネルオーディオコネクタを接続します。(1.2 マザーボードレイアウト㉙)
オーディオのカードは外さなくても接続できました。

グラフィックボード

グラボを取り付けます。

電源ユニット

各種電源ケーブルをマザボと電源ユニットに接続します。(1.2 マザーボードレイアウト④)
一緒に、フロントパネル用の USB3 も接続しちゃいます。(1.2 マザーボードレイアウト⑥)

一応この時点で動作確認しておきます。LEDが眩しい(;’∀’)

電源ユニットには取付用のフレームを付けます。

電源ユニットを取り付けたら、下側のケースファンも取り付けます。

一通り取り付け完了です。

起動

BIOS の設定は後にしてOSインストールしちゃいます。

OS インストール

OS インストール用 USB を接続して起動し、OS をインストールします。
OS のダウンロードは Windows 10 のダウンロード から落とします。

インストール用USBの作成はダウンロードページの「このツールを使用して、別の PC に Windows 10 をインストールするためにインストール メディア (USB フラッシュ ドライブ、DVD、または ISO ファイル) を作成する (クリックして、詳細情報の表示と非表示を切り替えます)」を参考に。

ドライバーインストール

Armoury Crate

ASUS から該当するマザーボード向けにドライバやユーティリティの最新をチェックしてインストールしてくれる「Armoury Crate」をインストールします。
Windows10 の初期セットアップが終了すると通知が表示されるのでインストールします。ドライバーは全てインストールし、ツールは必要なものだけインストールします。

Radeon

下記からダウンロードしてインストールします。

Radeon™ RX 550 Drivers & Support | AMD

BIOS 設定

とりあえずBIOSを最新にアップデートします。
最新のBIOSは下記から取得します。

ROG Crosshair VIII Impact BIOS & FIRMWARE | マザーボード | ASUS 日本

今回は「ASUS EZ Flash 3 Utility」のインターネットを使用して更新しました。
ネットワークが DHCP になっているならこの方が速いです。

言語

日本語にしてから設定したほうが分かりやすいです。

メモリ OC

「Ai Tweaker」で設定します。

  • 「Ai Overclock Tuner」を「D.O.C.P. Standard」に変更する。
  • 「D.O.C.P」を好みで選択する。
  • 「メモリー周波数」を好みで選択する。ここでは 3600 にしました。
  • 「メモリータイミング」は CL17-20-20-20-40-60-1T

ファンコントロール

「Qfan Control」で自動設定しました。

ベンチマーク

CPU やグラボは大したことないとりあえず的なものなので SSDと CINEBENCH だけやっておきました。

SSD

通常使用時は44℃前後でベンチマーク時は51℃まで上がりました。

CINEBENCH R20

ケース的には、Noctua NH-U12A がついたし扱いやすくて接地面が少なめでよいです!Mini-ITX ケースですが、3面からアクセスできるし中が広めなので配線とかしやすいです。グラボも大きめのやつでも付きます。もっと接地面が小さいのもあるんですが、小さすぎるとCPUファンに制限が出てくるのでこれくらいは必要なんだろうなって感じです。NH-U12A と水冷はどっちが優位なのかはよくわからないので、そのうち水冷もやってみたいところではあります。

マザーボード的には今のところ可もなく不可もなくですが、オーバークロックしてみようと思ってるのと、3950X とか載せるのに安心ってとこでしょうか。

Gen4 SSD は流石に速いっす!Gen3 の RAID0 の方がモノによっては速いですが、一つでこの速さはよいです。

気になるところ:

  • 電源ケーブルやモニター接続ケーブルが上部から垂れ流し的になるので背面まで見えるところに置くとちょっとって感じです。
  • もう少し高さが低かったらなって感じです。グラボサイズを限定したり電源ユニットの配置場所を変えれば出来そうなんだが。。。

オーバークロック

このマザボでオーバークロックしてみました。

ROG Crosshair VIII Impact で CPU とメモリーをオーバークロックしてみた

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