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ソースを Github から取得して NuGet Gallery へアップロードする手順を TeamCity で自動化してみた

GitHub で管理している自作の jQuery Plugin は、仕事上 .NET 開発で使います。Visual Studio で開発するなら NuGet にした方が扱い易いので NuGet Gallery へ登録したのだけど、修正するたびに同じ手順はめんどいので TeamCity で自動化しました。その時の手順を覚書しておきます。

※ここでは jquery.iframeDialog を使って説明しています。
実際に自動化するにはMSBuild定義やNuGetパッケージの定義が別途必要です。
入力内容も各環境に合わせて修正してくださいませ。

プロジェクトの作成

まずはプロジェクトを作成します。
TeamCity のルートページから『Administrator』リンクをクリックし、管理者画面の『Create project』をクリックします。

下記の項目を入力し『Create』ボタンをクリックします。

ビルド定義の作成

プロジェクトへビルド定義を作成します。
Create Build Configuration』リンクをクリックし、ビルド定義をします。

下記の項目を入力し、『VCS settings >>』ボタンをクリックします。

その他:はデフォルトのまま

バージョン管理システムの設定

次に、VCSの設定をします。
Create and attach new VCS root』リンクをクリックします。

ここでは GitHub に接続するための設定をします。
入力は下記の通りです。

Type of VCS

VCS Root Name

General Settings

Authentication settings

Agent Settings
デフォルトのまま

Changes Checking Interval
デフォルトのまま

VCS Root Sharing
デフォルトのまま

入力が完了したら『Test connection』ボタンをクリックして接続できるか確認します。
Connection successful!となれば接続できています。
エラーとなる場合は入力内容を確認し、接続できるように修正してください。
テスト接続ができれば『Save』ボタンをクリックし保存します。

保存後の画面でチェックアウトしたファイルを展開する場所を入力して『Save』ボタンをクリックし保存します。

Checkout Settings

ビルドステップの設定

ビルドステップを設定します。
取得したソースから NuGet パッケージを作成し、ギャラリーへアプロードします。
ここでは MSBuild を使って処理させるので MSBuild 実行の設定をします。

入力が完了したら『Save』ボタンをクリックして保存します。

以上で設定は完了です。

ビルドステップを実行

実行したいプロジェクトを表示し、ビルドステップの『Run』ボタンをクリックして実行します。

トリガーを指定して GitHub 上のソースに変更があったら自動でビルドするように設定も出来ますが、ここでは手動にしてあります。