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docker を Windows で使ってみる:Hyper-V とコンテナ環境構築

お疲れ様です!仕事でもWindows 10 環境が増えてきてコンテナを使える環境になってきたので開発環境の構築に利用したいし docker を使ってみたいと思います。まずは Windows で環境を整えます。

はじめに

仮想化が使える環境になっているか確認します。

「Ctrl + Shift + ESC」キーでタスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブの「CPU」で「仮想化」が「有効」になっていればOKです。なっていないときは、BIOS で有効に設定します。BIOS の設定はPCによって違うのでメーカーのサイトで確認してください。

この後の手順は必要な環境を個別に設定していますが「Windows 版の Docker をインストール」から実施しても大丈夫です。その時は、Hyper-V とコンテナは自動で有効にされます。

Hyper-V の有効化

仮想化が使える環境になったら PowerShell を使用して有効にします。

コンテナを有効化

PowerShell を使用して有効にします。

Windows 版の Docker をインストール

これで Windows コンテナが使えるようになりました。
Windows Server の Server Core や Nano Server を使って Docker コンテナが利用できます。

参考

追記

OS ビルドが 14393 のとき

Windows Server 2016 のトライアル版など OS ビルドが 14393 のときは最新の Docker Desktop for Windows は使えません。
そのときは「2.0.0.3 2019-02-15」を使います。ダウンロードは下記からできます。

Docker Desktop for Windows Stable Release notes | Docker Documentation