お疲れ様です! 諸事情で i7-7700T が余ってまして。。。これを使い仮想環境として常時稼働させるための小さいPCを作ろうかと、DeskMini 110 で ESXi サーバーを構築してみました。インストール先はUSBメモリにします。
目次
DeskMini シリーズ
この DeskMini 110 は 第7世代および第6世代 Intel 版(Kaby Lake, Skylake S)となります。他の Intel 版や AMD 版の DeskMini はこちらです。
第8世代 Intel 版(Coffee Lake-S, Coffee Lake-S Refresh)
ASRock DeskMini 310 と 6コアの Core i7 8700 で組んでみた
AMD 版(Raven Ridge, Bristol Ridge)
ASRock DeskMini A300 と Ryzen 5 2400G で組んでみた
準備
パーツ | 品名 |
---|---|
ケース | ASRock DeskMini 110 |
CPU | インテル Core i7-7700T |
CPUファン | インテル純正 |
メモリ | CFD Panram DDR4-2666 ノート用メモリ 260pin SO-DIMM 16GB 2枚組 |
ストレージ | Samsung SSD 860 EVO MZ-76E1T0B/IT 1TB |
USB2.0ピンヘッダ端子変換アダプタ | 変換名人 MB-USB2 |
USBメモリ | Verbatim(バーベイタム) USBNN16GVZ4 [USBメモリ USB2.0対応 16GB 超小型筐体 Win/Mac対応] USBNN16GVZ4 とは違うサイズのUSBメモリ |
ハイパーバイザー | vSphere Hypervisor – 無償のベアメタル ハイパーバイザー |
その他 | グリス:シルバーグリス Arctic Silver 5 ケースネジ:ハンドルネジ インチタイプ OWL-NEJI25YBK LANケーブル:KB-FLU7-03BK【CAT7ウルトラフラットLANケーブル(3m・ブラック)】- サンワサプライ株式会社 電気絶縁テープ:電気絶縁テープ EL-12 |
ケース
i7-7700T が載る小さいマザボとケースだと限られる。前回組み立てた DeskMini 310 と同じケースだし扱いやすく小さいのでこれ一択かなと。
CPU
電源入れっぱで放置するなら低電圧版のCPUがいいので余っていた i7-7700T を使うことにしました。今では中古でしか入手できません。(新品見かけてもお高いかと)
ドスパラやじゃんぱら、リコレ!(ソフマップの中古通販サイト)やオークション等であればたまに見かけるのでチェックしていれば手に入るかと思われます。
メモリ
仮想サーバーとして扱うならメモリーは多い方がいいので最大で。
ストレージ
今のところ速さは後回しなのでM.2 SSDではなく2.5インチSATAで容量多めで安めにしました。
ハイパーバイザー
ESXi は VMware vSphere Hypervisor の一部として提供されているベアメタル ハイパーバイザーで、複数の仮想マシンを作成できます。Microsoft Hyper-V Server 2016 にしようかとも思ったのですがUSBメモリにもインストールできる vSphere Hypervisor にしておきました。
USB2.0ピンヘッダ端子変換アダプタ
インストール先をUSBメモリにするので出来ればケース側のUSBコネクタは使いたくなかったので、これ使って内蔵する方向にしました。
USBメモリ
Verbatim(バーベイタム)USBNN16GVZ4 を買ったのですが、今のところヨドバシ.COMしか無さげでした。型落ちはこれみたいです。ESXi のインストール先となります。
その他
CPUグリス
定番なやつです。
ケースネジ
DeskMini 310 を組み立てたときに使ったやつだと少し長めなのでこれにしました。
ただし、ロッドアンテナを付けるときはこのネジだと干渉するので前のやつが良いです。
LANケーブル
後で場所移動しやすいように長めにしました。
電気絶縁テープ EL‐12
USB2.0ピンヘッダ端子変換アダプタを使うときにケースに干渉するので念のためこれで絶縁しておきます。
取付
CPU、メモリ
CPUやメモリはこんな感じです。CPUファンはCPUに付属のインテル純正。
USB2.0ピンヘッダ端子変換アダプタ
MB-USB2 を取り付けます。ケースに干渉するので念のため絶縁テープでぐるぐる巻きにして絶縁しておきます。
SSD(2.5インチ)
ケースネジ
自作だとケース開け閉めする機会が増えるのでドライバー使わなくていいやつに変更です。
BIOSをアップデート
まずはBIOSをアップデートしておきます。有線LANを接続してBIOSを起動、インターネットフラッシュでアップデートします。
ESXi インストール
起動メディア作成
ダウンロードしたISOファイルから Rufus を使って作成します。Rufus は起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます。
インストール
「VMware vSphere Hypervisor( ESXi )をインストールしてみる – MiYABiS note.」を参考にインストールできますが、インストール先を間違えないようにしてください。その為にUSBメモリをサイズ違い、メーカー違いにすると間違えにくくできます。
インストール自体は問題なく完了すると思います。仮想マシンを作成しましょう。