お疲れ様です!ずっと Mac Pro (Early 2009) で仮想の Windows で PG していたのですが、最近調子悪くなってきたので小型で高スペックな Windows PC が欲しいなって思い ASRock DeskMini 310 と 6コアの Core i7 8700 で組んでみました。
目次
DeskMini シリーズ
この DeskMini 310 は第8世代 Intel 版(Coffee Lake-S, Coffee Lake-S Refresh)となります。他の Intel 版や AMD 版の DeskMini はこちらです。
第7世代および第6世代 Intel 版(Kaby Lake, Skylake S)
ASRock DeskMini 110 と Core i7 7700T で VMware ESXi サーバーを組んでみた
AMD 版(Raven Ridge, Bristol Ridge)
ASRock DeskMini A300 と Ryzen 5 2400G で組んでみた
準備
パーツ | 品名 |
---|---|
ケース | ASRock DeskMini 310 |
CPU | インテル Core i7-8700 |
CPUファン | RAIJINTEK ZELOS |
メモリ | CFD Panram DDR4-2666 ノート用メモリ 260pin SO-DIMM 16GB |
ストレージ | Samsung SSD 970 EVO 1TB |
OS | Windows 10 Pro DSP版 |
その他 | グリス:シルバーグリス ケースネジ:ハンドルネジ インチタイプ |
ケース
これです。NUC よりは大きいけどこの大きさでディスクトップ用CPUが載るのはいいですね。
microSD が使えるので VMware ESXi で仮想環境整えるのもありかもです。
と思って手持ちのSD入れてみたら認識はするもののしばらくすると再認識の繰り返し。。。
本格的に運用するならここに書いてある動作確認済のものにした方がよさげ。
挿してみた microSD はこれ
CPU
出費を減らすため i5 8400 にしようかとも思ったけどどうせなら動作サポートしている最高のにしておこうかなと。
カエレバ
CPUファン
ネットでググると幾つか着くやつあるけど、在庫ありで直ぐに買えたのがこれでした。
結果的にこれで正解だったかも。
メモリ
8G x 2 にしておこうかとも思ったけど後で増やせるほうがいいなぁと 16G 一枚にしておきました。
この方が無駄なく増やせてデュアルチャネルにできるし。
ストレージ
2TB のが欲しかったけどまだまだお高いですね。。。
キャンペーン中でヒートシンクがついてるやつがあったのでそちらにしました。
ケースが小さいし冷却的なこと思うとヒートシンクは付けた方がいいかなと。
ヒートシンクつけるとこうなります。
OS
DSP版にしました。
一緒に買ったのは SSD です。
これは今回使わずに USB 接続用としてケース買って外付けにします。
その他
ケースを開け閉めするのにわざわざドライバー使うのは面倒なので(;・∀・)
ただしこれだとマザーボードの下側2つが最後まで入りません。。。短めのでもいいかも。
カエレバ
定番なやつにしましたが MX-4 が良さげでした。
純正のファンをつけるなら不要で、純正以外でも付着済のやつあるけど今回のはついてないと思い買いましたが使い切りが付属してました。。。どうなんでしょう。
カエレバ
組み立て
組み立ては簡単です。
詳細はググってもらうとして、注意したのはCPUファンの付ける向きぐらいでしょうか。
付け方によってはケースに干渉してしまいました。
起動
自作だと最初に電源いれるときはどきどきしますね。
BIOS をバージョンアップ
とりあえず、F2 で BIOS を起動(画面右下に起動方法がでます)し CPU 、メモリが認識されているのが確認できたら BIOS をバージョンアップします。
バージョンアップは「Tools」-「インターネットフラッシュ」で行いました。
OS インストール
OS インストール用 USB を接続して再起動、OS をインストールします。
OS のダウンロードは Windows 10 のダウンロード から落として、インストール用USBはダウンロードページの「このツールを使用して、別の PC に Windows 10 をインストールするためにインストール メディア (USB フラッシュ ドライブ、DVD、または ISO ファイル) を作成する (クリックして、詳細情報の表示と非表示を切り替えます)」を参考に。
ドライバーインストール
ドライバーは サポートページ からダウンロードできます。
とりあえず、ネットワーク系とグラフィックを除いて落として、インテル系はインテル® ドライバー & サポート・アシスタント から入れた方がいいでしょう。
SSDは SAMSUNG MAGICIAN とドライバーを入れておきます。
結果、こんな感じになりました。
CPU
メモリ
各温度とファン回転数(サイレント設定)
SSD も速いっす
概要
かなり満足な感じです。
Visual Studio の起動も速いしプロジェクトが多くてもあっという間に開きますね。
でもまだやり残しがあるんですよね。
無線LANとかとか。。。
追記
関連記事
無線LAN化しました。 DeskMini 310 を無線LAN化してみた
その他のベンチマークはこちら。DeskMini 310 と i7-8700 で組んだPCのベンチマークとってみた
USB2.0ポートを増設しました。 DeskMini 310 にUSB2.0ポートを増設してみた
組み立てが面倒なとき
組み立てるのが面倒なときはこれも有かと。無線LANのカードがなんなのかわかりませんが、自分好みに構成してすぐ使えるので良いんじゃないかと。なんなら最小構成で買ってあとは自分好みに乗せ換えてしまえば。
小型ビジネスPC MS7J-D180/T Core i7-8700 – BTOパソコン eX.computer
i7 にこだわらなければこの辺ですね。
MS5J-C180/T Core™ i5-8400
MS3J-B180/T Core™ i3-8100
MS1J-A180/T Celeron® G4900
同じ6コアでも低電圧版がいいとき
12スレッドは欲しいが発熱を抑えたいとかは i7 8700T を載せたいですが単体での入手が難しかったりします。そんときはこちらを買うのも有かと。最小構成で買ってメモリやSSDは自分好みに乗せ換えて、無線LANが遅いやつなので速いやつに変更すればOSも安く手に入って良いんじゃないかなと。
てか、見てたら ESXi 用にこれ欲しくなりました。(;’∀’)
mini Magnate GE(ミニ マグネイト GE)Core i7-8700T (2.40GHz-4.00GHz/6コア/12スレッド)
CPUはそんなに良くなくていいからコスト抑えたいならこの辺ですね。
i5でも6コアだし十分ですよね。
mini Magnate IM(ミニ マグネイト IM)Core i5-8400 (2.80GHz-4.00GHz/6コア/6スレッド)
mini Magnate IE(ミニ マグネイト IE)Core i3-8100 (3.60GHz/4コア/4スレッド)
CPUファン回転数の設定
CPUファンの回転数をたまに調整してたのですが、この辺に落ち着きました。
出来るだけ早めに温度下げつつ普段は静かに。
負荷がないときは 1050 RPM 前後で動作し、無音かと思うくらいに静かで、耳を近づけると回ってるなって感じです。
RAIJINTEK ZELOS は Noctua NH-L9i より安いしなかなかに優秀かと。
設定値
P1 | P2 | P3 | P4 | P5 | |
---|---|---|---|---|---|
Temp | 50℃ | 60℃ | 70℃ | 75℃ | 80℃ |
Pwm | 30% | 60% | 85% | 100% |
ゲーミングPCがいいとき
残念ながらこの構成ではGPUが弱くて快適にゲームするには厳しいでしょう><
ASRock DeskMini A300
ASRock は、AMDのAPUを搭載するDeskMini A300を発売しました。
ASRock > DeskMini A300 Series
Ryzen 5 2400G、Ryzen 3 2200G 辺りが搭載できるのでIntelのオンボードよりましかなと。
Chuwi HiGame
少し大きくなるけど Chuwi HiGame の一般販売を待つ感じでしょうか。
Indiegogo で出資していた Chuwi HiGame (i7-8709G) が届いたから使ってみた
ASRock DeskMini GTX ベース
もう少し大きくなっても良いなら ASRock の DeskMini GTX をベースにした下記の BTO 辺りが良いんじゃないかなと思われます。
ミニ・スリムゲーミングパソコン(PC)・ゲームパソコン(PC)の通販・価格/性能比較|パソコン通販のドスパラ【公式】
デスクトップPC/GCシリーズ(Z370) – BTOパソコン通販のFRONTIER
ゲームPC【G-GEAR alpha(アルファ)】- TSUKUMOおすすめのBTOゲーミングPC
90cmってどんだけでかいんだw
確かに(;’∀’)笑
修正させてもらいました!ありがとうございました!